2004年4月をめどに旧ジャニーズ事務所は、スタートエンターテイメントに社名を変え、新しい事務所として再出発することになりました。
事務所も東京都赤坂から新しい場所に移転するのですが、どこに移転するのか気になりますね。
また、新会社の所属タレントはどうなるのか、新役員についても気になります。
今回は、スタートエンターテイメント事務所はどこに移転するのか、役員や所属タレントについて合わせてご紹介します!
スタートエンターテイメントの事業所の移転場所はどこ?
新会社名「STARTO ENTERTAINMENT」
読み方 「スタートエンターテインメント」
14万件の中から11件
肩を組んでるロゴ
#STARTOENTERTAINMENT pic.twitter.com/BwNpARngNH— ゆち (@728shun_M) December 8, 2023
スタートエンターテイメントは、2023年10月17日にエージェント準備株式会社として、東京都港区赤坂7丁目10番20号に設立されました。
2023年12月8日に株式会社スタートエンターテイメントと社名を変更して、2024年4月1日から本格的に稼働しています。
スタートエンターテイメントの事業所の場所
旧ジャニーズ事務所は東京都港区赤坂9丁目にありましたが、スタートエンターテイメントは赤坂7丁目に移転しました。
スタートエンターテイメントは2023年10月17日に設立されていますが、事務所の移転はそれに間に合わず、2024年4月1日からの本格稼働になっています。
旧事務所から遠くないところへ移転したのですが、すぐ近くには新社長に就任した福田淳さんが経営する会社・スピーディもあります。
スタートエンターテイメントの新体制の経営陣や役員
ん?スタオタ??
ロゴは肩を組んでる感じらしい??#STARTOENTERTAINMENT #スタオタ#スタートエンターテイメント pic.twitter.com/dhgD8lJNDO— ぱんだ (@kazuya_07280809) December 8, 2023
スタートエンターテイメントは当初、東山紀之さんが社長を務める予定でしたが、社内に新しい風を入れるために外部から役員を招き入れることとなりました。
なかには芸能界と関わりのなかった人もいて、どんな人物なのか気になりますね。
ここからは、スタートエンターテイメントの新役員について詳しく解説していきます。
CEO (新社長):福田淳
ジャニーズ新社長福田淳、これもう絶対ロバート秋山の新ネタにされるでしょ。 pic.twitter.com/SNLlxEU8jQ
— ポンデべッキオ (@pondebekkio) October 30, 2023
- 名前:福田淳
- 生年月日:1965年7月26日
- 出身地:大阪府高槻市
- 学歴:日本大学芸術学部卒業
福田淳さんは、株式会社スピーディというキャスティングや国際イベントの誘致を行う会社の経営者です。
過去には衛星放送やデジタルコンテンツの立ち上げにも関わっていて、業界では凄腕の実業家と言われています。
CFO (最高財務責任者):辰喜一宏
*写真左はファイナンス責任者の辰喜一宏さん、右はコミディアの社長 布川敦司さん。 pic.twitter.com/L74xNgp8BJ
— TAK (@tegetege_rough) December 8, 2023
辰喜一宏さんは公認会計士ですが、詳しいプロフィールは明らかになっていません。
過去の経歴は日本最大級の会計事務所と言われる有限責任監査法人トーマツで、国内外企業の監査や上場準備の支援などの業務に携わっていたことが分かっています。
トーマツを退社後、2011年に財務コンサルタント会社・TIパートナーズを設立し、代表取締役を務めています。
この他、よつば総合会計事務所のパートナーも務めていて、今後はスタートエンターテイメントの財務関係も取り仕切ることになるようです。
CCO (チーフコンプライアンスオフィサー):和田美香
ジャニーズ新会社 役員
和田美香 CCO(弁護士)牛込橋法律事務所
Colabo(貧困高校生など少女支援団体)と関係が深いということで…経歴を見ても人権・性被害というワードが目立ちますねhttps://t.co/8Sz5zX4wXO pic.twitter.com/OotcFeEqqI— バジル (@lavandin_super) December 8, 2023
和田美香さんは弁護士で、株式会社ヤフーの法務本部法務部でコンプライアンスや知財に関する法務の業務に携わっています。
2016年には内閣府子ども・子育て本部の参事官付参事官補佐に任命され、2年の人気を務めていました。
東京弁護士会に所属し、子供やセクシャルマイノリティの人権を守る活動を続けています。
今後はスタートエンターテイメントの法務に携わると思われます。
COO (最高執行責任者):井ノ原快彦
「怒りが2万人を経て自分に戻ってくる。じゃあ、俺で止めようぜって。皆がそうだったらいいなって」
↑
イノハラの教えは春に響く。 https://t.co/vOdLwtoEID— なな (@4am_ontime) April 8, 2024
- 生年月日:1976年5月17日
- 出身地:東京都品川区八潮
- デビュー:1995年(V6として歌手デビュー)
井ノ原快彦さんのデビューは1995年ですが、旧ジャニーズ事務所に入所したのは1988年になります。
イノッチの愛称でV6のメンバーとして活躍していましたが、2021年にV6は解散しています。
今後はスタートエンターテイメントの所属タレントの育成やマネジメントに専念するようです。
社外取締役:佃慎一郎
【片桐仁さん記事】文藝春秋web「同級生交歓」
埼玉県立春日部高校 佃慎一郎さん(株式会社アイスタイル取締役兼CPO)と。http://t.co/TPgmCIWQ4I #elekata pic.twitter.com/Oo531XfNn5— エレ片ファン札幌支部 (@elec_sapporo) May 22, 2013
佃慎一郎さんは、日本最大級のコスメ・美容情報サイトであるアットコスメの創業に携わり、その後はアットコスメの子会社の代表取締役を歴任しています。
ベンチャー企業を上場企業に押し上げ、事業拡大に携わった経営経験から、多くの会社の経営戦略、マーケティング戦略に携わっています。
これまでの経験を活かし、今後はスタートエンターテイメントの事業アイディアや新規事業開発などに携わることになりそうです。
株主構成
株式は一般に公開されることなく、基本的には幹部と社員が持ち合う形になります。
もし、芸能事務所の株式が一般に公開されてしまったら、株主の意向も汲み取らなくてはいけなくなります。
そうなると、株を多く持っている株主が推しの所属タレントだけを売り出すということもできてしまうので、スタートエンターテイメントの株主構成は一般的なものです。
スタートエンターテイメントの所属タレント
SMILE-UP.の所属タレントと契約する新会社「STARTO ENTERTAINMENT(#スタートエンターテイメント)」の第1弾として、若手による新春公演のタイトルが発表。来年元日から東京・帝国劇場で上演する「#ActONE」(同1月27日まで)。#HiHiJets、#美少年 ら4組が中心。 pic.twitter.com/HyFY3f8NzI
— サンケイスポーツ(サンスポ)公式 (@sankeisports) December 9, 2023
新会社スタートエンターテイメントは、今までのマネジメント契約をやめてエージェント契約の会社になりました。
マネジメント契約の場合は、事務所が取って来た仕事を所属タレントがこなして行き、ギャラの大半を事務所が取ります。
エージェント契約の場合は、税務業務やファンクラブ運営など、必要な業務だけを事務所と個別に契約するもので、所属タレントのギャラの取り分も多くなります。
そのため、個人事務所を設立した旧ジャニーズ所属タレントが増えたのです。
ジュニアはマネジメント契約?
新会社スタートエンターテイメントのエージェント契約は所属タレントのギャラの取り分が多くなり、所属タレント個人がやりたいことを自由に出来るようになるので、いい事ばかりに思えます。
しかしそれは現在、売れている所属タレントにだけ言えることになるようです。
売れている所属タレントは、個人事務所を設立しても仕事が入ってくるので心配はありませんが、売れていない所属タレントは自分で仕事を取ってこなくてはいけません。
そのため、まだデビューしていないジュニア達は大変です。
マネジメント契約だった頃は、売れている所属タレントのバーターとして歌番組やドラマに出演することができましたが、それが出来なくなります。
そこで、ジュニアだけでもスタートエンターテイメントのマネジメント契約にできないかという話があるようです。
しかし、スタートエンターテイメントになっても事務所のギャラの取り分が多くなることは、社会的に許されることではないので、実現は難しいと言われています。
まとめ
今回は、新会社・スタートエンターテイメントの事務所の移転先や、所属タレント、新役員についてご紹介しました。
2024年4月1日からの本格稼働と言われていましたが、2024年4月9日にやっと公式ファンクラブである「FAMILY CLUB」が閉鎖するとの発表がありました。
今後は、スタートエンターテイメントからの発信に代わるとのことです。
まだまだスタートエンターテイメントに関する情報は少なく、自分の推しがどうなるのか分からない人も多いのではないでしょうか。
早くスッキリして、以前のように多くの所属タレントをメディアで見るようになってほしいですね。